平間將史さん(名護市:二見の里)

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沖縄県名護市の東海岸。
山にも海にも囲まれた静かな国道沿いにあるデイサービスセンター「二見の里」でふるさとワーホリに参加する平間將史さん。
参加のきっかけや将来への思いを聞いてみました。

大学では準硬式野球部のピッチャーとして、130キロのストレートと110キロのスライダーを武器に活躍する一方で、
2019年4月からは厚労省で福祉の道を突き進む、文武両道で笑顔が素敵な男性です。

 

世の中に責任を果たしたい

順調とも言えるこの半生を、平間さんは自分だけの成果にはしませんでした。
ただ周囲に「恵まれただけ」だと。
「自分はたまたま大学まで行けて、卒業も出来て、希望先へと就職ができました。でも、それが(自分だけの努力では)かなわなかった人もいます。だからもっと世の中に責任を果たしていきたい。

これが、平間さんが福祉の世界に飛び込んだ想いです。

 

きっかけは1枚のポスター

ふるさとワーホリに参加したきっかけは、大学構内のラウンジで見かけた1枚のポスターでした。
福祉の現場を学べるチャンスだ」と思いました。

もともと地方での生活にも関心の高かった平間さんは、すぐに沖縄那覇空港行きのチケットを購入しました。

デイサービスでのお仕事の日々は充実しています。
「結構利用者の皆さんにはフレンドリーに接していただいています」

一緒に漆喰シーサー作りをしたり、自発的に手作りのオブジェを飾ってあげたりと、場を明るく照らしている様子。

二見の里で、利用者さんや職員さんと接しているうちに感じたことがあります。
「やっぱり現場の目線で行くと、制度の制約で(サービスなどが)限られる面も出てくる。(福祉にとっては)現場の力が一番重要だと実感しました。今後は、
現場での経験を生かして、国の行政で尽力します。」と力強い言葉。

2週間のふるさとワーホリを終えて、東京に戻った平間さん。

「もしふるさとワーホリに興味があるのならば、迷うよりまず行ってみた方がいいと思います。何を得られるか分からない。プラスもマイナスもいろんな経験をするかもしれない。だけど、今後の考え方に何かしら影響は与えるはずです。」