東京都の大学生・マバヒビ二奈さん。
ふるさとワーホリに参加した経緯や学んだこと感じたことなどを少し紹介します。
マバヒビさんはある夫婦が営む沖縄料理店でアルバイトをしていました。ゴーヤーチャンプルー、ソーキそば、テビチ。
持ち前の明るい性格から、たくさんのお客さんと仲良くなっていきました。
「とにかくみなさん、いい人なんですよ。」
都内在住の沖縄出身者や沖縄好きな人々が集うこの店で働きながら、沖縄そのものに対する関心も深くなっていきました。
沖縄で働きたいなとずっと思い描いていました。将来的には沖縄に移住したいとも思っています。
やらない後悔<やって失敗
いつものようにスマホをいじっていると、目に飛びこんできたのが「ふるさとワーキングホリデー」の広告でした。
「来た!来たこれ!」と心の中で叫んでいました。これだ、と。
1月12日、都内で行われたふるさとワーホリの合同説明会に、マハヒビさんの姿はありました。
もう、心は決まっていました。マハヒビさんが人生を歩む中で大切にしていることがあります。
「やらないで後悔するより、やって失敗した方がいい」
飛行機を降りると、人生で初めての沖縄。
肌に触れた空気は湿気を含んで生暖かく、東京の空気とはまた違うものでした。異国感がありました。
体感する「多様な働き方」
生活の場となる国頭村は、マバヒビさんが思っていたよりも閑散としていて、最初は驚いたといいますが、その雰囲気を含めて気付かされたことがありました。
「働き方が違いました。東京では『効率が命』という姿勢で、私も最初のうちは仕事を早く終わらせて早く帰ってたんです。でも、ここは時間がゆっくり流れている。『ゆっくりやってもいいよ』って」
いろんな働き方を身をもって体感しました。
ふるさとワーホリを終えて、慣れ親しんだ東京での生活に戻りました。
「寂しい気持ちがあります。沖縄の地元の人とつながることができて、本当の沖縄を見ることができました」
マバヒビさんは、たしかに、国頭村で素敵な時間を過ごしました。