雁木さんは休みの日、どう過ごしているのでしょうか。ある1日を聞いてみました。
「こっちに来て、のびのびできる空間を楽しんでいます。海と山がある、という条件は神戸でも同じことなんですけど、やっぱり違うんですよね」
田舎での生活を体験してみたかったというのがふるさとワーホリに参加した理由の一つでもあります。
もともとはデンマークにワーホリに行こうと思って情報を集めていたところ「国内のワーホリ」を発見して、これだ、と思いました。
トマトを求めて6キロ散歩
カヌチャリゾートの敷地内にある宿舎から、地域の特産品を取り扱う「わんさか大浦パーク」まで徒歩で行った雁木さん。「この前食べたミニトマトが美味しくて、買いに行きました」
その距離6.4キロ。
6.4キロ!!
寄り道しながら片道1時間半、途中途中で畑のおじさんに挨拶なんかしつつ、てくてくと散歩を楽しみました。
アップダウンの激しい山道。2月下旬といえど晴れた日の沖縄の太陽です。雁木さんは、しっかりと日焼けするほど往復3時間の道のりを満喫しました。
しっかりと購入できたミニトマト1箱。お味はいかがでしたか?
「めちゃくちゃ甘かったです」
全てを見通す「ユタ」との出会い
3月2日には、たまたまではありますが初めて「ユタ」の方にもお会いしたそうです。
ユタとは何か。沖縄・奄美地方に脈々と受け継がれる民間霊媒師のことです。
といっても、沖縄の人の感覚だとそんなに仰々しいものでもなく、「友人のお母さんがユタをしている」という状況も珍しくはありません。
「困ったときはユタに見てもらう」という人も少なからずいます。
普段はまぁ、主婦をしていたりパートに出ていたりする女性が、誰かにお願いされた時に出向いて、いろいろと解き明かしてあげる、そういった存在です。
「あなたは男っぽい性格で行動派でしょう」
「親しい友人にしか言われないことをユタの方に初対面で言い当てられました」と雁木さん。
山道を3時間も歩く好奇心はまさに行動派。
そんな行動派の雁木さんは自ら積極的に動き、沖縄の魅力を自ら発掘していきます。
「沖縄そばって奥が深いんですね。かつおととんこつの出汁の違いとか。おいしいお店、発掘していこうと思います」
どんどん沖縄の魅力、発掘してくださいねー!!