堀内 深雪さん|大宜味村:株式会社ローカルランドスケープ



堀内 深雪さん(39)
地域おこし協力隊/岩手県出身 青森県在住

ワーキングホリデー勤務先:株式会社ローカルランドスケープ
ワーキングホリデー滞在先:大宜味村
ワーキングホリデー期間 :2023年冬


-ふるさとワーホリに参加されたきっかけを教えてください。

「沖縄県のふるさとワーホリ自体には2回目の参加です。最初のきっかけとしては、東京での仕事がコロナ禍で無くなったことと、地方移住に前々から興味があったことです。青森に住んでいますが寒さに弱くて、暖かいところが好きなので、沖縄でワーホリをすることに決めました。1回目のワーホリではコロナ禍でほとんど仕事ができず『働いて生活する』というイメージが当時は持てなかったので、今回もう一度再チャレンジしました」


-ローカルランドスケープではどのようなお仕事をしていますか?

「OKINAWA CACAOというチョコレートブランドの商品製造補助です。私自身、毎年バレンタイン時期には5万円分ぐらい予算をかけて各国のチョコを買うぐらい、チョコが大好きです。カカオ豆の焙煎や粉砕作業の他、併設カフェのドリンクを提供したりしていました」


―ローカルランドスケープで働いていて楽しいことは何ですか?

「とにかくチョコレートが大好きなので、工房に入ればカカオの匂いに包まれるのがすでにハッピーでした。少人数でやっているので、ゆったりした時間もありつつ、メリハリを付けて仕事もできて、ちょうど良かったです」


-宿泊地のある国頭村での生活はいかがでしたか?

「楽しかったです。宿が海のすぐそばで、仕事が終わって帰ってくると夕日が沈むタイミングなので、海に行って眺めていました。不便なことは特になかったですね。しいて言えば(冷凍されていない)生肉が手に入りにくいぐらいでした」


-印象的な出来事を教えてください。

「ふるさとワーホリの最後の1週間だけ、シークヮーサーの加工場に手伝いに行ったんですよ。そこで地元のおばちゃんたちと一緒に洗って加工していたんですけど、地元の人とこんな感じで一緒に仕事できるとは思っていなかったので良かったです。米軍が駐留していた時代のこととか、なかなか知れない話を聞けて面白かったです」


-ふるさとワーホリに参加してみて何かご自身の中で気付きなどはありましたか?

「始まる前は『チョコとかカカオとか楽しみ!』って気持ちの方が大きかったんですけど、いざ生活してみたらやんばる地域自体が好きになっていました。山も海も好きで、やんばるには両方あるので良いですよね」


-ふるさとワーホリ終了後の予定は決まっていますか?

「やんばる(沖縄本島北部の森林地帯)のどこかと東京での2拠点生活をしようと思っています。そのために、ふるさとワーホリが終わっても沖縄に戻ってきて家を探したりしています」


-ふるさとワーホリの参加を考えている方にメッセージをお願いします。

「参加した方が良いです。もし迷っているんでしたら、迷っている時間がもったいないです。何かが劇的に変わることはないかもしれないですけど、何かがプラスの方向に働く滞在になると思います」