ヤンバルクイナを間近で観察できる国頭村の安田くいなふれあい公園で働く東出幸太さんへインタビュー
東出さんがどういった感じでお休みの日を過ごしていたのか紹介いたします。
東出さんの心に、ずっと残っている言葉があると言います。
「『いちゃりばチョーデー』だ。仲良くしよう。沖縄にはこの言葉があるから、ぜひ(あなたを)受け入れたい」
「いちゃりばちょーでー」=「一度出会えば兄弟」
沖縄の県民性を表す言葉のひとつとして定着しています。
「だから、飲み会ひとつ取っても、沖縄の雰囲気を感じられるんです」と東出さん。
飲み会なので、別に青い海も見えなかったでしょうし、白い砂浜も、赤いハイビスカスも見えなかったでしょう。
東出さんに「沖縄」を実感させたのは、目に見えるものではありませんでした。
人と人とが交わることで生まれる、真心でした。
東出さん「いつも誰かの家に招いてもらって、お金も出させてもらえないんですよ」
そんな東出さんが国頭村で食べたのが、イノシシです。
「豚とはまた違うんですよ。ゴロっとした食感で、獣感がありました」
イノシシ肉の写真がないので、生きているかわいらしいリュウキュウイノシシの写真をお届けします。
ちなみに、東出さんの食べた沖縄のリュウキュウイノシシ」はニホンイノシシの亜種で、体がニホンイノシシに比べ小さいのが特徴です。
イノシシ肉は通常、沖縄県内では流通していません。
まさにやんばる(本島北部の亜熱帯雨林地域)でしか味わうことのできない「ディープ沖縄フード」です。
さて、ディープ感はそれだけではありません。
東出さん、とても地域に溶け込んでいました。
地域の運動会の草刈りにも参加しました。
「運動会の草刈り」ができるって、もう地域の人以外の何者でもないですよね。
あとは、宿泊先から近い国頭村辺土名地区の商店街にある店を全部回ろうという試みもしたそうです。
「8割は制覇できたかと思います」
残りの2割、次のチャンスでぜひものにしてください!
次の記事に続く
東出幸太さん③|お休みの日編|国頭村:安田くいなふれあい公園
on 2019年11月3日
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