30日間の「沖縄移住体験」を終えた関谷えみさん(埼玉県出身)は、今回で2度目のふるさとワーキングホリデーに参加し、11月24日に最終日を迎えました。
今後も引き続き国頭村に残って、道の駅ゆいゆい国頭で働きながら沖縄県民となります。今回のふるさとワーホリを振り返ってもらいました。
-ふるさとワーホリを通して、何かしら自分にとってプラスになったことはありましたか?
「プラスにしかならなかったです!」
「交流から生まれた出会いや、その地域の風土、地域ならではの価値観に触れられたことが印象的でした。そこに暮らしてみて、なおかつ仕事をしてみなければ分からなかったことが大半です。地域を“地域の人と一緒の視点で”盛り上げていきたいと再認識できました。東京などの都市部とは、また違った働き方ができることを実感できました」
-印象深かった思い出は何でしたか?
「ありすぎて分からないです(笑)。今年の前半に一度国頭でふるさとワーホリをして、また国頭に来た『出戻り』をイジってもらったことが印象深かったです。あと、どんどん知り合いが増えていくワクワク感がありました。ただそこで生活しているだけでは聞けない、農家さんの声を直接知れたことが良かったです」
-大変だったことは何でしょう?
地域の方に「ふるさと納税」制度の仕組みや利点を理解してもらうことが大変でした。この制度に携わることは、直接村の税収に結び付いているので、責任を感じています」
-今後ふるさとワーホリへの参加を考えている人に一言お願いします。
「移住や転職にハードルの高さを感じている人は多いと思います。ただ、地方や沖縄での生活に少しでも興味があるなら使わない手はないと思える制度です。単に滞在するのではなく『仕事をしながら』というところがミソな気がします。そうすることで、聞ける情報も、見えてくるものも全然違います。参加への不安や悩みよりも、参加してみて知れることが多いことにメリットがあります。移住を視野に参加してみて、結局『向いていなかった』と分かるというのも全然ありだと思います」
-お世話になった沖縄の皆さんに一言お願いします。
「まずはこのコロナ禍にも関わらず受け入れていただいたことに感謝しています。そして、一度は国頭を離れた身にも関わらずこうしてお声がけいただき「おかえり~」と迎えていただいたこと、ふるさとに帰ってきた気がして初日から涙が出そうになりました。というか泣きました。戻ってくる目的が、綺麗な景色を見たい、でなく、人に会いたい、になった。それってすごく尊いというか贅沢なことだと思っています。そのきっかけになったのもワーホリ制度にも感謝しています。(移住することになったので)地域とはワーホリ時よりもっと深く関わっていけたらと思っています。これからも宜しくお願いします」
関谷えみさん④|振り返り編|国頭村:ゆいゆい国頭
on 2020年12月21日
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