国頭村の楚洲集落にある三愛牧場でワーホリをした、中村文亮さんへインタビュー
中村さんがどういった感じでお仕事と生活をしていたのか紹介いたします。
豚や牛を飼育する「三愛牧場」(沖縄県国頭村)で働く中村文亮さんの1日のスケジュール(例)
08:00 出勤、朝のミーティング開始
08:30 牛舎の掃除、エサやりなど
10:00 豚舎の消毒を3棟分
13:00 休憩後、引き続き消毒作業
16:00 牛舎の消毒作業
国頭村の三愛牧場は、豚約4000頭、牛約100頭を飼育しています。
牧草の段階から自社生産で一貫して生産・管理しているのが全国的にも珍しい特徴です。
牛の繁殖も行っています。
一斉にこっちに目を向ける牛たち
中村さんは畜産初体験ですが、器用に牛小屋の掃除やエサやりをしていきます。
豚たちもかわいいです
中村さんに眼差しを向けるのは、三愛牧場の前川社長です。
前川社長「自分は北大東島の出身で、へき地の中でもへき地で育っているからね。全国回って新しい考え方を取り入れようとしてきました。中村さんみたいにいろんな人が来てくれると、自分の考えも柔軟性が出ていい刺激になっていますよ」
中村さんは、三愛牧場での仕事を振り返ってこう切り出しました。
「仕事中は厳しい先輩がいたんですけどね…」
その先輩は「全部は説明しないから見て覚えろ。仕事は盗むものだ」と常々口にするような、職人気質な方でした。
もうあと数日で中村さんのふるさとワーホリが終わろうとしているある日でした。
先輩は、休憩しながら窓辺でコーヒーを飲みながら言いました。
先輩「もう少しで終わりだなぁ」
中村さん「そうですね」
先輩「もうちょっとこっち残って仕事覚えた方がいいんじゃないか?」
中村さん「いやー、でも1カ月って決まってるんで」
先輩「そうか。寂しいなぁ」
中村さんにとっても、その先輩にとっても、短い1カ月でした。
次の記事に続く
中村文亮さん②|お仕事・生活編|国頭村:三愛牧場
on 2019年12月27日
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