ヤンバルクイナを間近で観察できる国頭村の安田くいなふれあい公園で働く堀井玲紀さんへインタビュー
堀井さんがどういった感じでお休みの日を過ごしていたのか紹介いたします。
神輿を担いだ男たちの声が聞こえてきます。
「ビーンクイクイ!」「エイヤサー!」
「ビーンクイクイ!」「エイヤサー!」
神輿の上には、桶に入ってかつらと付け髭で威厳の増した長老。
地域の空手使いが先導し、その道を清めます。
これは、国頭村奥集落で2年に一度行われる、無病息災と五穀豊穣を願う地域行事「ビーンクイクイ」です。
ちなみに、なぜ「ビーンクイクイ」と言いながら桶に長老を乗せるのかは、はっきりしていないそうです。
そこに、堀井さんもやってきました。地域の人からビーンクイクイの話を「たまたま」聞いて「たまたま」見れたのだそう。
「夜はよく地域のみなさんと飲んでるんですが、それで知って参加させてもらいました」
堀井さんは、一般財団法人地域活性化センター(東京都)の職員としての研究も兼ねて来ています。同センターの東出幸太さんも一緒にふるさとワーホリに参加しています。
堀井さんと東出さんは「毎日どこかで誰かに声をかけてもらって、一緒にお酒を飲み交わしたりおしゃべりしたりしてる」と声をそろえます。
「印象に残ったのは、そうですねぇ。作りかけの家で飲み会を開いたときですかね」
!?
文字通りの状況です。
地域の良くしてくれる方が、家とは別に「みんなで楽しく集まるための小屋」を自作中なのですが、完成を待たずに宴会を開いてくれたのでした。
ドラゴンフルーツも出てきました。
「なかなかあんな体験できないですよね」
そうですね。
沖縄で生まれ育った私ですらも、お話を聞いて羨ましかったほど「普段の沖縄」の奥深くまで入り込んでいます。
次の記事に続く
堀井玲紀さん③|お休みの日編|国頭村:安田くいなふれあい公園
on 2019年11月3日
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