加藤彩音さん、雁木貴恵さん(名護市:カヌチャリゾート)

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2月27日。この日、2人の参加者がワーホリ開始を翌28日に控えて事前のオリエンテーションにやってきました。
東京でSEをやっていた雁木貴恵さん(神戸市出身) と、 大学生の加藤彩音さん(京都市出身)です。

雁木さん(左)と加藤さん(中央)

2人とも前日26日に沖縄にやってきたばかりです。勤務先はカヌチャリゾート
沖縄では誰もが知っているような、県内最大級のリゾートホテルです。

生活のあれこれ、オリエンテーション

沖縄県のふるさとワーホリ事業を運営する「株式会社カルティベイト・株式会社琉球新報開発共同企業体」から、
幹事社であるカルティベイトの宮城が事前説明(オリエンテーション)を行いました。

丁寧な説明を心がけてます

宮城の他にも、各地域には地元在住でいろいろ手助けしてくれるナビゲーターさんがいます。
地域のことは何でも聞ける頼もしい存在です。
ナビゲーターさん自らも移住者であるケースが多く、似た境遇の「先輩」として親身になってくれます。

ワーホリ参加者は居住地区ごとにグループLINEでつながっており、そこにカルティベイトの宮城や地域のナビゲーターさんもいるので、ちょっと困った時には気軽に連絡を取り合うことができます。

オリエンテーションでは改めて、宿泊費は県からの助成があることや加入している保険の内容などを説明します。
やっぱり特にお金にまつわることは最初で確認しておきたいですもんね。

 宮城「あくまでホリデーなので楽しみつつ、地域のみなさんと良い関係やつながりを持って、気に入ったらそのまま住んでもらうのもいいかもしれません」

終わりも、始まりも

ちょうどワーホリを始める2人は対照的に、この日でワーホリを終える方もいます。

大学生の福田開史さんです。2週間「二見の里」というデイサービス施設で働いていました。
東京大学の4年生で、4月からは厚労省での勤務が決まっています。
実際に働き始める前に、地域の福祉の現場をしっかりこの目で見ておきたい、という思いがありました。
期間中には別の福祉施設にも足を伸ばすなど積極的に見識を深めていきました。地域の人々と草野球やカニ捕りも楽しんだそうです。

雁木さん、加藤さんにも「やりたいこととかあれば積極的に言うといいですよ」とアドバイス。

今日が最終日の福田さん。
同じくワーホリ参加者の川口さんから「沖縄そばTシャツ」のプレゼント。
「いつも『沖縄そば食べたい』って言ってたから笑」「最高です!」

ワーホリ仲間や施設のみんなに手を振られてしばらくのお別れです。
空港へ向かうバスへと乗り込みました

 雁木さん、加藤さんの2人には、これからどのような沖縄の日々が待っているのでしょうか。